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2012/06/19

観音さまの日と仏涅槃図

昨日は月に一度の観音さまのご縁日でした。
朝から多くの方にお参りいただき、
ありがとうございました。
雨も降らず、門前市「牛玉(ごおう)さん」も大盛況でした。


さて、昨日の読売新聞朝刊の滋賀版に、
石山寺所蔵の絹本著色「仏涅槃図(ぶつねはんず)」(国重文)が、
実は弥勒菩薩を主人公に描かれているという新説を掲載して下さいました。

20120618-1.jpg 仏涅槃図(重文)

この説は、
多宝塔檜皮葺屋根葺替竣工記念として
今年4月8日の奉告法要の日に発行された
『石山寺の美術 常楽会本尊画像の研究』(安嶋紀昭著)に
掲載されています。

安嶋先生は、弥勒菩薩のことだけではなく、
筆者は国宝「鳥獣戯画」の乙本を描いた宮廷絵師と考えられること、
制作には石山寺の屈指の学僧、朗澄律師が関与していること、
なども指摘されています。

このブログをよくご覧頂いている方には、
「青鬼さん」としてすっかりおなじみの朗澄律師は、
事相だけでなく、図像にも明るく、
多宝塔の柱絵の制作にも大きく関わっておられたことが、
最近の研究でわかってきています。

石山寺には一切経や聖教、古文書などが多く伝えられており、
石山寺文化財綜合調査団の先生方をはじめ、
古今の研究者がさまざまな角度から研究をして下さっています。
しかし、創建以来1265年の長い長い歴史を有するがゆえか、
実は、まだまだ不明の部分が多いのです。

ですから、このような研究成果が世に出ることは、
お寺としても大変うれしいことです。
新しい説の登場によって、
より一層研究が深まることを願ってやみません。



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新聞記事の一部は、昨日から1週間くらいの間は、
読売新聞のホームページ「ヨミウリ・オンライン」でご覧いただけます。
Topページの上の方の青い帯の「地域」をクリックして
地図から「滋賀」を選んでいただくか、
または、Googleのニュースで「石山寺」を検索してみてください。


また、『石山寺の美術 常楽会本尊画像の研究』(安嶋紀昭著)は、
石山寺境内での販売はしておりません。
お問い合わせは、出版元の法蔵館(京都市下京区、Tel:075-343-0458)へ
お願いいたします。


なお、この「仏涅槃図」は、現在は公開しておりません。
公開の際は、石山寺ホームページなどでお知らせいたします。



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6月30日まで開催中
春季「石山寺と紫式部」展
「石山寺の美 仏像・多宝塔・源氏絵
  ―多宝塔平成大修理完成を記念して―」
2012-01春季式部展ポスター.jpg
詳細は→こちら

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※今年の花しょうぶ・アジサイについて
 今年の花しょうぶ、アジサイは、
 野生のシカの食害を受けたため、
 例年のような彩りは見込めません。
 当寺としても対策をしておりますが、
 残念な結果となり遺憾に思っております。
 ご参拝の皆さまには申し訳ございませんが、
 何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

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rvcar 石山寺へのアクセス bus

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石山寺 Tel:077-537-0013
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