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石山寺の歴史の最近のブログ記事

2016/07/06

夏休みワークショップ


もうすぐ夏休み。
子どもたちは、長いお休みの間どんなことをしようかと
さまざまな計画を立てているところだと思いますが、
この夏は、石山寺で、「粘葉装(でっちょうそう)」という
1000年前の本の作り方を体験してみてはいかがでしょうか。

20160706-1.jpg

「粘葉装」は、紙を折って糊で貼り合わせるだけの、
非常に簡単な製本の方法です。
石山寺には「校倉聖教」(重要文化財)という、
平安時代を中心とした、
お坊さま用の膨大な数のテキスト群がありますが、
多くが粘葉装です
粘葉装は紙の裏表に文字や図が書けるので、
紙の貴重な時代に有効な方法でした。

ワークショップ当日は、
石山寺の境内をめぐり、
豊浄殿で開催中の「石山寺と紫式部」展で
平安時代の粘葉装を見てから、
自分たちで実際に作ってみます。

この時、石山寺の歴史や、
石山寺ゆかりの紫式部と源氏物語についても少し勉強するので、
出来上がった粘葉装の本に、
自分が心に残った石山寺のお堂や所蔵品の写真を貼って、
オリジナルの石山寺の図録に仕上げます。

20160706-2.jpg 完成見本

お寺と紫式部・源氏物語の説明や、
粘葉装の作り方の説明をするのは、
石山寺のお坊さまと「石山寺と紫式部」展の担当者です。

参加できるのは、
小学5年生から中学3年生までの子どもさんで、
保護者の付き添いも可能です。

今はもうあまり使われなくなった製本方法ですが、
アイディア次第でさまざまなものに応用できると思います。

ワークショップの詳細は、このバナーをクリックしてご覧ください。

ワークショップのバナー.jpg

申し込みは、石山寺ホームページ内の、
専用申し込みフォームからのみとなります。
申し込みの受付は7月末までですが、
定員に達した場合は、早めに締め切ることがあります。

ぜひこの機会に、
一人でも多くの子どもさんにご参加いただけましたら、
幸いです。




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石山寺のFacebook公式ページを立ち上げました。


↓こちらのバナーをクリックしてご覧ください。
大本山 石山寺 Ishiyamadera Temple




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本尊如意輪観世音菩薩御開扉

↓クリックすると詳細がご覧いただけます。
2016年ご開扉.jpg

期間:2016年3月18日から12月4日まで

※本尊如意輪観世音菩薩さまの特別拝観と豊浄殿をご覧になる場合は、
石山寺入山料(600円)と御本尊さま特別拝観料(500円)と
豊浄殿入館料(300円)が一緒になった
「セット券」(1,200円、30名以上の団体は1,100円)をご利用ください。

セット券は、志納所(東大門から100メートル進んだ右側)にて、
午前9時から午後3時30分までお取扱いしております

なお、本堂内陣における本尊如意輪観世音菩薩の特別拝観の受付は、
午前8時から午後4時まで

豊浄殿の開館時間は午前9時から午後4時(入館は午後3時45分まで)ですので、
お時間に余裕を持ってご来寺いただけましたら幸いです。



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御開扉記念特別展示(石山寺と紫式部展)
「ほとけの誓ひおもきいしやま」
2016年3月18日から12月4日まで

※7月1日より一部展示替えを行っています。
「石山寺縁起絵巻」第一巻第四段(鎌倉時代、重要文化財)
 →7月1日より 石山寺縁起絵巻 第四巻第五段(室町時代、重要文化財)

「如意輪陀羅尼経」(石山寺校倉聖教のうち、平安時代、重要文化財)巻頭
 →7月1日より 巻尾に巻き替え

「良弁僧正像」(室町時代)
 →7月1日より 「理源大師聖宝像」(室町時代)

「源氏物語絵巻 末摘花」(江戸時代、重要文化財)
 →7月1日より8月31日まで「白描源氏物語絵巻」(江戸時代)
  ※9月1日から「源氏物語絵巻 末摘花」(江戸時代、重要文化財)の
   第4段詞・絵、第5段詞を展示します。

土佐光起筆「紫式部観月図」(江戸時代)
 →7月1日より 清原雪信筆「紫式部観月図」(江戸時代)

「時代不同歌合絵巻断簡」(室町時代)
 →7月1日より 中村大三郎筆「紫式部図」(近代)

浮田一蕙筆「源氏物語図 絵合・空蝉」(江戸時代)
 →7月1日より 住吉広定筆「源氏物語図 花散里・若紫・夕霧」(江戸時代)

「源氏小鏡」第三(室町時代)
 →7月1日より 第四

*次回の展示替えは9月1日です。

詳細はこちら↓
2016年式部展.jpg



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「54歩で読む『源氏物語』」展

 詳細はこちら↓
54歩で読む源氏物語.jpg



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rvcar石山寺へのアクセスtrain





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お問い合わせ
石山寺 Tel:077-537-0013
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石山寺周辺の観光情報、御本尊御開扉
ボランティアガイドのお問い合わせ
石山観光協会 Tel:077-537-1105
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駐車場のお問い合わせ
石山寺観光駐車場 Tel:077-534-1600
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2016/04/29

日本遺産認定


先日、今年度の「日本遺産」登録決定の発表がありましたが、
この度、石山寺は、
滋賀県の「琵琶湖とその水辺景観−−祈りと暮らしの水遺産」に
登録されました。

文化庁が認定する「日本遺産(Japan Heritage)」は,
文化庁のホームページによると、
地域の歴史的魅力や特色を通じて
我が国の文化・伝統などの文化財群が語るストーリーを
地域が主体となって総合的に整備・活用し,
国内だけでなく海外へも戦略的に発信し,
地域の活性化を図ることを目的とするものです。

石山寺は、琵琶湖から流れ出る唯一の川「瀬田川」の右岸に建立され、
その川の流れとともに1300年もの歴史を刻んできました。

そもそも、この場所は、
約6000 − 7000年も前から、
人々は琵琶湖や瀬田川の恵みを受けて
暮らしていた地でした。
現在駐車場となっている場所からは、
関西屈指の縄文時代早期の遺跡「石山貝塚」が発掘されています。

創建以前の飛鳥時代、
川原寺の中金堂の礎石に使用する石は、
この場所から切り出され、
瀬田川を使って運んでいたと思われます。

奈良時代に入り、石山寺の創建の際も、
必要な資材は川を使って運ばれていたことが
『正倉院文書』から判明しています。

平安時代以降、流行した石山詣での人々は、
打出浜と石山寺の間を舟で行き来しました。
瀬田唐橋と石山寺の間にあったと推測される
「山吹の崎」「いかが崎」は歌枕ともなっており、
藤原道綱母の『蜻蛉日記』にも登場します。

石山寺の草創と観音の功徳を記した「石山寺縁起絵巻」(重要文化財)は、
開基である老弁僧正が、
琵琶湖の南岸で釣りをしている老人(実は比良明神)に出会う場面から始まり、
宇多法皇の御幸、大津の浦の馬借、歴海和尚と龍王たち、殺生禁断、
紫式部の起筆、瀬田唐橋、琵琶湖の嵐で白馬に助けられる少女など、
多くの場面で、水辺とその周辺で暮らす人々の姿が
生き生きと描かれています。
なかでも、紫式部が当寺に七日間籠り、
湖面に映える月を見て『源氏物語』を書き始めたという場面が
最も知られています。
これらから、琵琶湖と瀬田川は石山寺と密接に関わり、
それぞれの文化の形成に少なからず影響を与えていたといえるでしょう。

そして、現在、
いくつかの石段を登り、
やっとたどり着く月見亭横からの瀬田川・琵琶湖の風景に
癒される方は少なくないと思います。

今回の日本遺産への登録が、
水を通じて、石山寺の歴史、文化、環境を
より深く知っていただく機会となりましたら幸いです。

20140408-3.jpg 2014年4月8日撮影



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本尊如意輪観世音菩薩御開扉

↓クリックすると詳細がご覧いただけます。
2016年ご開扉.jpg

期間:2016年3月18日から12月4日まで

※本尊如意輪観世音菩薩さまの特別拝観と豊浄殿をご覧になる場合は、
石山寺入山料(600円)と御本尊さま特別拝観料(500円)と
豊浄殿入館料(300円)が一緒になった
「セット券」(1,200円、30名以上の団体は1,100円)をご利用ください。

セット券は、志納所(東大門から100メートル進んだ右側)にて、
午前9時から午後3時30分までお取扱いしております

なお、本堂内陣における本尊如意輪観世音菩薩の特別拝観の受付は、
午前8時から午後4時まで

豊浄殿の開館時間は午前9時から午後4時(入館は午後3時45分まで)ですので、
お時間に余裕を持ってご来寺いただけましたら幸いです。



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御開扉記念特別展示(石山寺と紫式部展)
「ほとけの誓ひおもきいしやま」
2016年3月18日から12月4日まで

詳細はこちら↓
2016年式部展.jpg



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「54歩で読む『源氏物語』」展

 詳細はこちら↓
54歩で読む源氏物語.jpg



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2012/07/23

悪源太義平

檜皮葺屋根の葺き替えが終了したばかりの国宝の多宝塔。

20120723.jpg

建久5(1194)年、源頼朝公の寄進によって建立されました。
建立年代がわかっている多宝塔の中で最も古く、
「最古最美の多宝塔」と言われています。

なぜ、頼朝公がこのような美しい多宝塔を寄進されたのでしょうか。

石山寺には、頼朝公の兄、悪源太義平を匿ったお礼に
寄進して下さったと伝わっています。

非公開ですが、石山寺には、悪源太義平が隠れた谷があり、
その場所にお塚があります。

平治の乱で敗れた義平について、
『尊卑分脈』や『平治物語』『義経記』などを見ると
義平が石山寺あたりに潜んでいたことが知られます。
結局、捕らえられ斬首されますが、
その菩提を弔うため、境内にお塚がつくられたのでしょう。
享年20歳。

ちなみに「悪源太」と聞くと、
現代の感覚だと悪い人のように思われがちですが、
この「悪」は、「武者として力強い」という意味です。

きっと20歳の若さで亡くなるには惜しい、
立派な武士だったのではないでしょうか。

石山寺では、毎月のご命日には、
座主と副座主がご供養しております。

なお、多宝塔本尊 快慶作大日如来像(重文)は、
展覧会出陳のため、現在石山寺でのお参りはできません。
何卒ご了承ください。
詳細はこちらをご覧ください。






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2011/04/28

淀殿ゆかりの石山寺


浅井三姉妹の長女茶々(淀殿)ゆかりの石山寺。
慶長の大修理の際、淀殿の寄進によって、
本堂や東大門、塔頭などが整備されました。
このことは、江戸時代にまとめられた「石山要記」や「石山寺年代記録」、
本堂に掲げられていた額などに記されていますが、
最近、境内のある場所で、
豊臣家の紋としても知られる五七桐紋がみつかりました。

20110428-5.jpg

ある場所とは、
淀殿の寄進で修理された建造物の北側です。
石山寺にお越しの際は、
この五七桐紋を探してみてください。

答えは、6月30日まで豊浄殿で開催中の
春季「石山寺と紫式部」展
「54歩で読む『源氏物語』 付・浅井氏三代と石山寺」

でご確認いただけます。

この春季「石山寺と紫式部」展では、
浅井三姉妹の曾祖父浅井亮政公ゆかりの如意輪観音さまも
公開中です。

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浅井亮政公ゆかりの如意輪観音さまとは?
→石山寺公式ブログ「石山寺四季のたより」
  2010年10月22日の記事「浅井亮政公ゆかりの仏さま
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::




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2011/02/25

石山寺と淀殿(1)


石山寺ゆかりの人物といえば、
紫式部や源頼朝、松尾芭蕉、島崎藤村などを
思いうかべる方も多いと思いますが、
実は、浅井三姉妹の長女茶々(淀殿)も、
大変ゆかりのある方です。

以前このブログの2010年10月22日の記事
「浅井亮政公ゆかりの仏さま」でご紹介いたしましたように、
淀殿は戦国時代の戦乱によって荒廃していた
石山寺の復興のため寄進をして下さり、
そのことを記念して制作された額が本堂に残されています。

この額はこれまで高い位置に掛けられていたのですが、
このたび、ご覧いただきやすい場所に移動しました。

20110225.jpg

近くで見ると、額の上方の彩色が
きれいに残っているのがよくわかります。
(本堂内の撮影はできませんのでご了承ください。)


石山寺と淀殿、浅井氏の関わりについては、
3月18日から6月30日まで豊浄殿で開催される、
春季「石山寺と紫式部」展にてご紹介いたします。



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