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石山寺と紫式部展の最近のブログ記事

2014/11/23

式部展の見どころ(7)

9月1日から始まった秋季石山寺と紫式部展。
今季は重要文化財5点を含む全41点を公開し、
多くの見どころがあります。
そんな展示を、このブログで全7回にわたってご紹介しています。

第7回目は、
「石山から飛鳥へ―石山の石と川原寺の礎石」コーナーを
ご紹介します。

このコーナーは前回に引き続き展示していますが、
石山から遠く離れた飛鳥との関係に驚かれる方も
多いのではないでしょうか。

「石山寺(いしやまでら)」という寺名は、
境内全体が巨大な硅灰石(けいかいせき)の上に
建立されていることに由来します。
ご来寺された際、急な階段を上り切ると目の前に現れる
巨大な硅灰石に目を見張った方や
紅葉が美しい硅灰石と多宝塔の写真をご覧になった方も
多いと思いますが、
実は、懸造の本堂の下にも、
不思議な形をした岩が連なっています。
この岩は重要文化財「石山寺縁起絵巻」第4巻にも描かれており、
最近の研究によれば、この場所は岩の切り出し場で、
切り出された岩は、成分分析などにより、
現在の奈良県明日香村の川原寺(遅くとも7世紀後半には存在)の
中金堂の礎石に使われたというのです。

20141123-12.jpg

となると、
「なぜ明日香のお寺に石山の石が必要だったのか」、
「どこを通って、どうやって運んだのか」、
など様々な疑問が沸いてきます。
奈良は、石山寺の創建当初から深いつながりがある場所。
近江と大和の文化的な交流に、
古代のロマンを感じながら、ご覧いただけましたら幸いです。

なお、本堂下の石の切り出し場は、
間近でご覧いただけますので、ぜひお立寄り下さい。



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開催中

秋季「石山寺と紫式部」展(豊浄殿、11月30日まで)

2014-02秋春季式部展ポスター.jpg
↑クリックすると詳細がご覧いただけます。



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「54歩で読む『源氏物語』」展
(淳浄館、2016年11月30日まで。入場無料。)

詳細はこちら↓
54歩で読む源氏物語.jpg




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11月15日より30日まで
石山寺もみじライトアップ

2014紅葉ライトアップ.jpg ←詳細はこちらをクリック




  danger 重要なお知らせ danger 

 ライトアップおよび狂言の上演スケジュールが、
 今年から一新されました。

 石山寺境内(有料ゾーン=志納所より奥)のライトアップ 
 および狂言の上演は
 15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日) 
 24日(月・祝)、28日(金)、29日(土)、30日(日) 
 です。

 期間中の上記以外の日(平日の月曜日から木曜日)は、 
 無料ゾーン(東大門から志納所まで)のライトアップのみ 
 となりますので、ご注意下さい。 
 →詳細はこちら 

 お出かけの際は、必ず詳細をご確認ください。

 ライトアップ期間中の恒例「狂言十八番」は、
 今年も京都の大学生たちによって奉納されます(演目は毎日異なります)。
 一昨年お披露目された「石山寺霊験」(木村正雄作)は
 16・22・23・24・30日に上演される予定です。
 この「石山寺霊験」は「石山寺縁起絵巻」第5巻第3段を
 題材とした新作狂言で、
 この場面は、
 開催中の秋季「石山寺と紫式部」展(於:豊浄殿)にて、
 ご紹介しています。
 ぜひ併せてご覧ください。



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もっと石山寺を知りたい方は、
ボランティアガイドと巡る石山寺ツアー
をご利用ください。
詳細はこちら↓

ボランティアガイド.jpg



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rvcar石山寺へのアクセスtrain




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安産・福徳・縁結・厄除
石山寺 Tel:077-537-0013
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石山寺周辺の観光情報・紅葉ライトアップ
ボランティアガイドのお問い合わせ
石山観光協会 Tel:077-537-1105
===================================
駐車場のお問い合わせ
石山寺観光駐車場 Tel:077-534-1600
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2014/11/21

式部展のみどころ(6)


9月1日から始まった秋季石山寺と紫式部展。
今季は重要文化財5点を含む全41点を公開し、
多くの見どころがあります。
そんな展示を、このブログで全7回にわたってご紹介しています。

第6回目は、
「石山寺一切経」(重要文化財)と「石山寺校倉聖教」(重要文化財)を
ご紹介します。

石山寺は創建当初から学問の寺でした。
約1200年もの間、蓄積され、大切に守られてきた
「石山寺一切経」と「石山寺校倉聖教」は、
世界的な経典の大コレクションとして、
古くから諸方の学僧や知識人に注目されていました。

どちらも重要文化財に指定されており、
「石山寺一切経」約3500巻は、
江戸時代中期に石山寺の学僧尊賢僧正が中心となって行われた
大修理と装丁の統一により、
きわめてよい保存状態にあります。

本堂の東北にある校倉経蔵に納められていた
約2000巻の聖教「石山寺校倉聖教」は、
約10年をかけて現代の修理が行われ、
2015年に完了する予定です。

今回、そのごく一部ですが、
石山寺一切経から「仏説金色王経」
(写真右、重要文化財、平安時代初期写)と、
石山寺校倉聖教から「虚空蔵菩薩求聞持法」
(写真左、重要文化財、平安時代中期写)
を展示しています。

20141121-1.jpg

古代の総合図書館ともいうべき2つのコレクションは、
後世に伝え残す価値があるとして現在でも注目され続けています。



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(淳浄館、2016年11月30日まで。入場無料。)

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石山寺もみじライトアップ

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 ライトアップおよび狂言の上演スケジュールが、
 今年から一新されました。

 石山寺境内(有料ゾーン=志納所より奥)のライトアップ 
 および狂言の上演は
 15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日) 
 24日(月・祝)、28日(金)、29日(土)、30日(日) 
 です。

 期間中の上記以外の日(平日の月曜日から木曜日)は、 
 無料ゾーン(東大門から志納所まで)のライトアップのみ 
 となりますので、ご注意下さい。 
 →詳細はこちら 

 お出かけの際は、必ず詳細をご確認ください。

 ライトアップ期間中の恒例「狂言十八番」は、
 今年も京都の大学生たちによって奉納されます(演目は毎日異なります)。
 一昨年お披露目された「石山寺霊験」(木村正雄作)は
 16・22・23・24・30日に上演される予定です。
 この「石山寺霊験」は「石山寺縁起絵巻」第5巻第3段を
 題材とした新作狂言で、
 この場面は、
 開催中の秋季「石山寺と紫式部」展(於:豊浄殿)にて、
 ご紹介しています。
 ぜひ併せてご覧ください。



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2014/11/16

式部展のみどころ(5)


9月1日から始まった秋季石山寺と紫式部展。
今季は重要文化財5点を含む全41点を公開し、
多くの見どころがあります。
そんな展示を、このブログで全7回にわたってご紹介しています。

今回ご紹介するのは、
土佐光起筆「石山寺縁起絵巻」第五巻(江戸時代)です。

石山寺の創建と本尊の観音さまの霊験譚を
33段にわたって記した「石山寺縁起絵巻」全7巻。
鎌倉時代から江戸時代にわたる約500年をかけて
制作された原本は、国の重要文化財に指定されています。

石山寺には、この原本のほか、
土佐光起筆による模本(全5巻)と
谷文一・谷文晁筆による模本(全7巻)を
所蔵しており、今回は土佐光起本の第5巻を展示しています。

今回ご覧いただいている第3段は、
東国の人が京の役所で大切な古文書を受けて帰る途中、
勢多(瀬田)の唐橋で家来がその古文書を瀬田川に
落としてしまう場面です。

20141116-1.jpg

勢多の唐橋といえば、
先日の東西大綱引合戦が記憶に新しいところですが、
この場面の絵は、
唐橋の最古の絵画資料(原本第5巻は鎌倉末から室町初期に成立)
といわれています。
数々の戦乱の舞台となり、幾度となく架け替えられた唐橋ですが、
現在は木橋のこの橋が朱色の橋であった頃はどんな風景だったのか、
想像しながら見るのも一つの楽しみかもしれません。

なお、土佐光起筆「石山寺縁起絵巻」は、
「特別展示 石山寺と瀬田の唐橋」コーナーに展示しています。
また、建武2年(1335)から翌年にかけて、
瀬田川における足利尊氏と官軍との合戦に巻き込まれたため、
失われた文書についての要望書案である
「石山寺文書紛失状案 建武3年6月付」(南北朝時代写)や、
石山寺で紫式部さんが近江八景を臨む姿を描く
「近江八景全図」(明治23(1890)年版)も併せて展示をしています。

昨日から始まった紅葉のライトアップでは、
期間中の金・土・日・祝日に狂言が上演されますが、
この第5巻第3段をもとに、
大蔵流狂言師 木村正雄先生に作っていただいた
新作狂言「石山寺霊験」もご覧いただけます。
「石山寺霊験」は、
16・22・23・24・30日に上演予定ですので、
併せてご覧下さい。



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(淳浄館、2016年11月30日まで。入場無料。)

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 ライトアップおよび狂言の上演スケジュールが、
 今年から一新されました。

 石山寺境内(有料ゾーン=志納所より奥)のライトアップ 
 および狂言の上演は
 15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日) 
 24日(月・祝)、28日(金)、29日(土)、30日(日) 
 です。

 期間中の上記以外の日(平日の月曜日から木曜日)は、 
 無料ゾーン(東大門から志納所まで)のライトアップのみ 
 となりますので、ご注意下さい。 
 →詳細はこちら 

 お出かけの際は、必ず詳細をご確認ください。

 ライトアップ期間中の恒例「狂言十八番」は、
 今年も京都の大学生たちによって奉納されます(演目は毎日異なります)。
 一昨年お披露目された「石山寺霊験」(木村正雄作)は
 16・22・23・24・30日に上演される予定です。
 この「石山寺霊験」は「石山寺縁起絵巻」第5巻第3段を
 題材とした新作狂言で、
 この場面は、
 開催中の秋季「石山寺と紫式部」展(於:豊浄殿)にて、
 ご紹介しています。
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2014/11/12

式部展の見どころ(4)


9月1日から始まった秋季石山寺と紫式部展。
今季は重要文化財5点を含む全41点を公開し、
多くの見どころがあります。
そんな展示を、このブログで全7回にわたってご紹介しています。


第4回目は、板谷広隆筆「源氏物語図屏風」(江戸時代)。
右隻は「初音」巻の六条院のお正月風景、
左隻は「朝顔」巻の雪の夜二条院で語る源氏と紫の上
を描いた六曲一双で、
「初音」の場面は今回の式部展のポスターに使用しています。
筆者の板谷広隆(1786-1831)は大和絵住吉派の板谷家3代で、
父は広長。幕府の御用絵師をつとめました。

20141112-1.jpg 右隻「初音」(部分)

実は、この屏風の椽(ふち)の飾り金具は徳川家の家紋となっており、
右隻の絵の題材が、離ればなれで暮らす明石の君から娘の姫君に
新年の手紙が届けられるという「初音」の場面であることから、
徳川家のお姫様の嫁入り道具であったと考えられていましたが、
近年の調査で、徳川家の婚礼に関する史料に、
この屏風が記載されていることが判明しました。

江戸時代の婚礼調度の意匠に多く用いられた「初音」は、
六条院の新春を描き、おめでたい巻と捉えられており、
また、明石の君と娘の姫君のつらい別離を経て、
姫君が入内し、皇子を出産して、一族の繁栄につながった
というストーリーは、
政略結婚の多かった武家の婚礼調度の意匠に
ふさわしかったのかもしれません。

この屏風がもつ丁寧で細部まで行き届いた描写、
品のある人物、鮮やかで美しい色彩は、
まさに嫁入り道具にふさわしいといえるでしょう。

当作品は「源氏物語の意匠の婚礼調度」のコーナーに
展示しています。
他に、
「初音蒔絵硯箱」
「初音蒔絵小箪笥」(江戸時代)
「源氏物語図貝桶」(江戸時代)
「合貝」
といった嫁入り道具と考えられている工芸品も
一緒に展示しています。
ぜひ、ご覧ください。



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「54歩で読む『源氏物語』」展
(淳浄館、2016年11月30日まで。入場無料。)

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 ライトアップおよび狂言の上演スケジュールが、
 今年から一新されました。

 石山寺境内(有料ゾーン=志納所より奥)のライトアップ 
 および狂言の上演は
 15日(土)、16日(日)、21日(金)、22日(土)、23日(日) 
 24日(月・祝)、28日(金)、29日(土)、30日(日) 
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 となりますので、ご注意下さい。 
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 ライトアップ期間中の恒例「狂言十八番」は、
 今年も京都の大学生たちによって奉納されます(演目は毎日異なります)。
 一昨年お披露目された「石山寺霊験」(木村正雄作)は
 16・22・23・24・30日に上演される予定です。
 この「石山寺霊験」は「石山寺縁起絵巻」第5巻第3段を
 題材とした新作狂言で、
 この場面は、
 開催中の秋季「石山寺と紫式部」展(於:豊浄殿)にて、
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2014/11/05

式部展のみどころ(3)


9月1日から始まった秋季石山寺と紫式部展。
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そんな展示を、このブログで全7回にわたってご紹介しています。


第2回目は、
「白描源氏物語絵巻 須磨」(室町時代)です。

20141103-1.jpg

「源氏物語絵巻」というと、
国宝の優雅で美しい絵巻を思い浮かべられると思いますが、
石山寺所蔵の「白描源氏物語絵巻 須磨」は、
小さくて、墨一色で描かれており、
素朴で微笑ましい絵柄です。

室町時代に制作されたと思われるこの絵巻は、
当時流行していた「小絵(こえ)」というもので、
源氏物語だけでなく、さまざまな物語の「小絵」が
伝えられています。
おそらく女性が、自分で楽しむ為に作ったものと
考えられています。
絵に添えられている詞書は、
「須磨」巻の和歌の部分とその前後の本文を
抜き出したものです。

実は今回、「白描源氏物語絵巻 須磨」は
巻子装と軸装(断簡)の2種類が展示されています。
おそらくこの2つは、元々は1つの絵巻で、
軸装の断簡と巻子装の間に、
もう1段分の詞書と絵があったと思われます。
さらにこの「須磨」は「賢木」と「花散里」に続いていたらしく、
詞29段、絵30段から成る絵巻だったようです。

この絵巻の隣に展示している
「源氏物語歌合絵巻断簡」(室町時代)2幅も
もとは同じ絵巻であったと考えられています。

大好きな物語の場面を描き、
自分自身や周囲の人と楽しんだのでしょう。
これって、現代にも通じる物語の楽しみ方ですよね。
そう思うと、なんだか急に室町時代の女性たちに
親しみが湧いてきます。

今回の展示では、
石山寺が所蔵する白描(墨一色で描かれた絵画)の源氏絵を
数多くご紹介しています。
それぞれの作品が持つ魅力を、
存分にお楽しみいただけましたら幸いです。



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開催中

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 今年も京都の大学生たちによって奉納されます(演目は毎日異なります)。
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