秋季「石山寺と紫式部展」〜式部が出会った観音さま〜

秋季「石山寺と紫式部展」 源氏物語成立千年紀プレイベント 秋季「石山寺と紫式部展」〜式部が出会った観音さま〜
【期間】2007年9月1日(土)〜11月30日(金)
         終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
午前10時〜午後3時45分
【会場】石山寺豊浄殿
【入館料】大人200円、小・中学生無料
※別途入山料が必要です。
【主な出品】 如意輪観音半跏像(平安時代、重要文化財)
紫式部聖像(室町時代)
源氏物語図色紙貼交屏風(藤棚図屏風)(江戸時代)
寄合書源氏物語(江戸時代)
紫式部筆 大般若経(平安時代)
伝紫式部料 古硯(平安時代)
淳祐内供筆聖教(薫聖教)のうち大師文章(平安時代、国宝)
など39点

観音信仰が盛んだった平安時代、石山寺は京都の清水寺、奈良の長谷寺とともに三観音の一つとして、多くの人々の信仰を集めていました。宇多法皇の御臨幸をはじめとして、藤原道長など皇族、貴族の参詣も数多く、また藤原道綱母、和泉式部、菅原孝標女なども訪れました。 紫式部もまたその一人でした。

「今宵は十五夜なりけりと思し出でて…」
お仕えする中宮から新しい物語の執筆を求められた紫式部が、石山寺に参籠して、琵琶湖に映える八月十五夜の月を眺めているうちに一つの物語の構想が浮かび、とっさに手許にあった大般若経の料紙の裏に書き連ねていった…これが『源氏物語』「須磨の巻」であると伝えられています。須磨に流された光源氏が十五夜の月に、都での管弦の遊びを回想する場面となったというのが、南北朝時代の源氏物語注釈書である『河海抄』をはじめ多くの源氏物語関係書に記載されています。

今回は平成20年の「源氏物語成立千年紀」プレイベントとして、「式部が出会った観音さま」と題し、1000年前に紫式部が参詣した頃、御本尊の御前立ちとして本堂に安置されていた「如意輪観音半跏像」と、紫式部を観音として描いた最古の肖像画「紫式部聖像」を中心に展示をしています。式部筆と伝えられる「大般若経」や式部が使用した「硯」、また今秋フランスで出版される「フランス語版源氏物語」に挿絵として掲載されている「源氏物語図色紙貼交屏風」、「四百画面源氏物語画帖」などもご覧いただけます。「源氏絵観賞の楽しみ」として、場面特定の手がかりとなるものについて触れてみたいと思います。どうかご観覧下さい。

 
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