秋季「石山寺と紫式部」展

名場面で読む『源氏物語』-石山寺蔵『源氏小鏡』の世界

付・平城遷都1300年と石山寺

名場面で読む源氏物語

紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春と秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。

『源氏小鏡(げんじこかがみ)』は、源氏物語をあらすじと絵で楽しく、やさしく読むために工夫された本です。石山寺の『源氏小鏡』は、源氏物語五十四帖を5冊に圧縮したあらすじ本ですが、その巻の名場面を選んで美しい彩色画を巻ごとに一枚添えた仕立ての写本です。このような『源氏小鏡』は、現在、石山寺のほかドイツに1例確認されているのみで、非常にめずらしいといえます。
今回は、この『源氏小鏡』に沿って源氏物語五十四帖を読み解き、美しい絵とともにお楽しみください。

また、今年は平城遷都1300年に当たります。それを記念して、石山寺に伝来する聖武天皇と光明皇后の御子、称徳(孝謙)天皇ゆかりの貴重な天平写経や、石山寺と奈良の深いつながりを示す品々を展示いたします。石山寺の創建は聖武天皇の勅願に由来しています。古代の大和朝廷と石山寺の深いかかわりを感じ取っていただけましたら幸いです。

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見事読み終えられた方には
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小・中学生の先生方へ
期 間: 平成22年9月1日(水)~11月30日(火)
終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
10時~16時(入館は15時45分まで)
会 場: 石山寺豊浄殿
入場料: 大人 200円(160円)
中・高校生 200円(130円)
小学生 100円(80円)
※別途入山料が必要です。カッコ内は30名様以上の団体割引料金です。

主な展示品:

  • は重要文化財>
  • 観音菩薩立像(本尊如意輪観音胎内納入品、奈良時代)
  • 釈迦如来坐像(奈良時代)
  • ◇金銅蔵王権現懸仏(平安時代)
  • 十誦律巻第五十二(称徳天皇勅願経、奈良時代)※展示期間:10月1日~10月7日
  • 仏説浄業障経(吉備由利願経、奈良時代)※展示期間:10月8日~11月30日
  • ◇石山寺縁起絵巻(江戸時代)
  • 袈裟襷文銅鐸(弥生時代)
  • ◇伝石山寺出土軒丸瓦(白鳳時代)
  • ◇良弁僧正図(部分、室町時代)
  • ◇春日宮曼荼羅(鎌倉時代)
  • ◇「源氏小鏡」(室町時代)
  • ◇森寛斎筆「紫式部観月図」(近代)
  • ◇土佐光芳筆「源氏物語図屏風」(江戸時代
  • ◇狩野養信筆「源氏物語図屏風」(江戸時代)
  • ◇浮田一蕙筆「源氏物語図 空蝉」(江戸時代)
  • ◇高山辰雄画「源氏絵リトグラフ」(現代) ほか