秋季「石山寺と紫式部」展

紫式部伝説と『源氏物語』  付・浅井氏三代と石山寺

紫式部伝説と『源氏物語』

 紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春と秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。

 紫式部が『源氏物語』を書いたというのは間違いない事実ですが、あのような面白くまた心を打つ長い物語を本当に一人の女性が書いたのかという疑問を持つ人は少なくありませんでした。今季は、この謎を考え、推測し、想像してきた人々の『源氏物語』への心寄せをご紹介いたします。
 最古の紫式部の肖像画として知られる「紫式部聖像」(室町時代)や、教科書に紫式部の姿として掲載されている土佐光起筆「紫式部図」(江戸時代)、紫式部参籠の様子を描いた「石山寺縁起絵巻」(江戸時代)、「源氏供養表白」(室町時代写)などを通じて、皆さまもご一緒に謎解きをお楽しみください。

 また、戦国の乱世によって荒廃した石山寺では、慶長期に浅井長政公の長女茶々(淀殿)の援助を受け大規模な伽藍復興が行われました。この復興事業に関する資料および、昨年確認された浅井長政公の祖父 浅井亮政公ゆかりの如意輪観音像(旧弥勒寺本尊)、浅井三姉妹の三女「江」が嫁いだ徳川秀忠公の御内書などを併せて公開いたします。

紫式部聖像
「紫式部聖像」(室町時代)
土佐光起筆「紫式部図」
土佐光起筆「紫式部図」(江戸時代)
源氏物語絵巻 湖水五十四帖
「源氏物語絵巻 湖水五十四帖」(部分、江戸時代)

主な展示品:

  • は重要文化財>
  • 木造如意輪観音菩薩半跏像(平安時代)
  • 銅造観世音菩薩立像(白鳳時代)
  • ◇如意輪観世音菩薩像(旧弥勒寺本尊、室町時代)
  • ◇石山寺縁起絵巻 第4巻(江戸時代)
  • ◇十羅刹女図(鎌倉時代)
  • ◇紫式部聖像(室町時代)
  • ◇紫式部図(土佐光起筆、江戸時代)
  • ◇源氏物語絵巻 湖水五十四帖(江戸時代)
  • ◇「源氏小鏡」(室町時代)
  • ◇芭蕉自画賛句(松尾芭蕉筆、江戸時代)
  • ◇源氏供養表白(室町時代)
  • ◇徳川秀忠御内書(江戸時代) ほか
小・中学生の先生方へ
期 間: 平成23年9月1日(木)~11月30日(水)
終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
10時~16時(入館は15時45分まで)
会 場: 石山寺豊浄殿
入場料: 大人 200円(160円)
中・高校生 200円(130円)
小学生 100円(80円)
※別途入山料が必要です。カッコ内は30名様以上の団体割引料金です。
 お問い合せ先: 大本山石山寺
 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 / Tel:077-537-0013