2012年春季 「石山寺と紫式部」展

石山寺の美 仏像・多宝塔・源氏絵

―多宝塔平成大修理完成を記念して―

石山寺の美 仏像・多宝塔・源氏絵

 紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春と秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。

 国宝石山寺多宝塔は、源頼朝公の寄進によって建立されたと伝わり、建立年代が判明している中では最古で最美といわれています。その美しさは、適切な時期に修理が重ねられてきたために保たれてきました。前回の昭和40年の檜皮葺屋根葺替修理から46年を経た昨年7月、檜皮葺屋根葺替を中心とした平成大修理が開始され、9ヶ月にわたって行われてきた工事も本年3月に終了いたします。このことを記念して、今季の「石山寺と紫式部展」は、多宝塔関連資料を展示いたします。石山寺が所蔵する歴史資料に併せて、多宝塔のご本尊が大日如来であることにちなみ、これまであまり公開される機会のなかった大日如来坐像(平安時代)を中心に未公開の仏像も公開いたします。美しくよみがえった多宝塔をご覧になった後、この展示で石山寺多宝塔の美の秘密を探っていただけましたら幸いです。

 また、蛍や鳥、猫、童など、紫式部が『源氏物語』の展開に点綴した「小さきもの」への優しいまなざしを、源氏絵の作者たちがどのように絵画化したのか、土佐光吉や光則の筆による美しい源氏絵でご紹介いたします。

 仏さま、多宝塔、源氏絵が織りなす石山寺の美をお楽しみください。

期 間: 平成24年3月18日(日)~6月30日(土)
終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
10時~16時(入館は15時45分まで)
会 場: 石山寺豊浄殿
入場料: 大人 200円(160円)
中・高校生 200円(130円)
小学生 100円(80円)
※別途入山料が必要です。カッコ内は30名様以上の団体割引料金です。
紫式部聖像
「如意輪観音半跏像」(鎌倉時代)
土佐光起筆「紫式部図」
「源氏物語図扇面画帖」(室町時代)

主な展示品:

  • =重要文化財、=初公開>
  • 銅造釈迦如来坐像(白鳳~奈良時代)
  • 木造如意輪観音菩薩半跏像(平安時代)
  • ◇木造大日如来坐像(平安時代)
  • 薬師如来坐像(平安時代)
  • 如意輪観音半跏像(鎌倉時代)
  • 愛染明王像(鎌倉時代)
  • ◇聖徳太子像(南無仏太子像、鎌倉時代)
  • ◇地蔵菩薩立像(平安時代)
  • ◇石山寺縁起絵巻 第四巻(土佐光起筆、江戸時代)
  • 石山寺多宝塔埋納品(模品、昭和)
  • ◇両界曼荼羅(鎌倉時代)
  • ◇「源氏小鏡」(室町時代)
  • ◇源氏物語図色紙 土佐光吉筆(桃山時代)
  • ◇源氏物語画帖(伝土佐光則筆、江戸時代)
  • ◇源氏物語図色紙短冊貼交屏風(江戸時代)
  • ◇金銅宝塔 ほか
小・中学生の先生方へ
 お問い合せ先: 大本山石山寺
 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 / Tel:077-537-0013