2017年 春季石山寺と紫式部展

源氏物語と手紙

源氏物語と手紙

 紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春と秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。

 手紙は基本的にはメッセージを人に伝える方法の一つとして生み出されたものですが、その実用的な用途を越えて大きな働きをすることがあります。研究によると『源氏物語』五十四帖には271通もの手紙が登場するそうですが、この中で手紙は登場人物の心情を写し出すだけでなく、時には物語を大きく転換する役割も担っています。

 今季は、そのような『源氏物語』に登場する手紙の種々相を、石山寺所蔵の画帖や屏風を通じてご紹介いたします。また、国宝「淳祐内供筆薫聖教」のうち「大師文章」(期間4月29日から5月7日まで特別展示)をはじめ、最古の仮名書状として知られる、「虚空蔵菩薩念誦次第紙背消息」(重要文化財)や、「時鳥の願文」として有名な「伝法記」紙背書状(重要文化財)など、石山寺が所蔵する手紙の歴史史料として広く知られる所蔵品もあわせて展示いたします。

 人々が手紙に込めた思いや『源氏物語』の魅力を知っていただく機縁になりましたら幸いです。

期 間: 2017年3月18日(土)~6月30日(金)
午前10時~午後4時(入館は午後3時45分まで)
会 場: 石山寺豊浄殿  (石山寺への交通アクセスはこちら)
休館日: 「石山寺と紫式部」展開催期間中(3/18-6/30、9/1-11/30)は無休。
滋賀県南部に暴風警報および特別警報が発令された場合は閉館することがありますが、午前11時までに解除された場合は正午より開館いたします。
入場料: 一般(中学生以上) 300円(240円)
小学生 150円
※別途入山料が必要です。カッコ内は30名様以上の団体割引料金です。
※小学生の団体料金の取り扱いはありません。

主な展示品:

  • =重要文化財、*=期間中一部展示替えあり>
  • 銅造観音菩薩立像(白鳳時代)
  • ・大日如来坐像(平安時代)
  • 「虚空蔵菩薩念誦次第紙背消息」(石山寺校倉聖教のうち、平安時代写)
  • 「伝法記」紙背書状《時鳥願文》」(石山寺一切経のうち、平安時代写)
  • ・谷文晁本「石山寺縁起絵巻」第五巻、 谷文一ほか筆(江戸時代)
  • ・「源氏物語図色紙貼交屏風」(江戸時代)
  • ・「源氏物語図屏風」 (江戸時代)
  • ・「紫式部図」土佐光起筆(江戸時代)
  • ・「源氏物語図色紙」土佐光吉筆(桃山時代)
  • ・「源氏物語画帖」伝土佐光成筆(江戸時代)
  • ・「源氏物語画帖」住吉如慶筆(江戸時代)
  • ・「源氏物語画帖」住吉具慶筆(江戸時代)
  • ・「白描源氏物語画帖」(江戸時代)*
  • ・「源氏八景」(江戸時代)
  • ほか
「源氏物語図色紙貼交屏風」(江戸時代) 「源氏物語図色紙貼交屏風」(江戸時代) 「紫式部図」土佐光起筆(江戸時代) 「紫式部図」
土佐光起筆
(江戸時代)
  • 特別展示
    「大師文章」(国宝「淳祐内供筆薫聖教」のうち、平安時代)
    展示期間:2017年4月29日(土)から5月7日(日)まで(9日間)

教育旅行に限り、石山寺豊浄殿入館料無料(入山料別途必要)でご観覧いただける特別企画を行っております。この機会にぜひご利用下さい。

教育旅行向け特別企画「紫式部ゆかりの石山寺で『源氏物語』を学ぶ」ご案内

(下のバナーをクリックして詳細をご覧ください。)

教育旅行向け特別企画「紫式部ゆかりの石山寺で『源氏物語』を学ぶ」

 お問い合せ先: 大本山石山寺
 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 / Tel:077-537-0013