源氏香遊び

こちらの行事は終了しました

江戸時代から伝わる、香木を聞き分けるという趣のある遊びで幽玄な香りの世界へ

石山寺では期間限定で数種の香を聞き分ける、「香遊び」のイベントを行っております。
香遊びとは和歌や物語などの主題によって香りを組む、文学と深い繋がりを持つ遊びで、このイベントでは石山寺ゆかりのある紫式部が書いた源氏物語の巻名を図案付けされた「源氏香」をお楽しみいただけます。
島村藤村にもゆかりのある密蔵院でぜひ楽しんでください。

イベント概要 一般参加可

開催日毎月第4土曜日
時間午前10時30分~/午後1時~
会場密蔵院
料金2,000円
定員各時間とも先着15名

ギャラリー

香炉を回して匂いを聞いている風景
正客から順に5つの香炉を回して匂いを聞いていきます
香炉で焚かれた香木 写真
5つの香炉で焚かれた香木の匂いを聞き分け、どれとどれが同じか当てるという遊びです
京都『山田松香木店』の藤原先生 写真
京都『山田松香木店』の藤原先生
密蔵院 写真
密蔵院

源氏香の遊び方

  1. 5種の香木をそれぞれ5包ずつ(計25包)用意します。
  2. 25包を混ぜ合わせて任意の5包を引き去ります。
  3. 引き去った5包が聞香炉という香を焚くための炉で順に計5回まわってきます。
  4. 香炉から漂う香りをそれぞれ順に聞きます。 香道では、香りを嗅ぐではなく、聞くと表現します。自然界からの贈り物である香木の神秘的な香りを愛で、文字通り聞くように静かに心を傾けていくという意味合いがあります。
  5. 香りを聞き終わったあと何番目と何番目が同じ香りだったかをしたためます。
    「源氏香之図」をもとに、手元の用紙に筆で解答をしたためます。5本線は、右から1~5回目の香を差します。そして、同じ香りだと思うものの上部を横線で繋ぎます。
    例えば、3回目と5回目の香が同じだと思ったら解答は「21.乙女」となります。
  6. 最後に解答用紙を回収し、答え合わせを行います。
    1~5点で採点され、点数の高い人が勝ち。
    さらに、全て当てた5点満点の人は「玉(ギョク)」という称号をもらうことができます。
源氏香の図

お問合せ

この行事に関するお問合せはお電話にて承っております。

一般社団法人石山観光協会(受付時間 午前10時〜午後4時)

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