紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春と秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。
<開催期間 2022年9月1日(木)~11月30日(水)>
石山寺の硅灰石の上にそびえる多宝塔は、建久5年(1194)、源頼朝(1147-1199)の寄進によって建立されたと伝わります。建築年代の明確な多宝塔としては、日本最古のものです。この度の展示では、石山寺と縁の深い頼朝と多宝塔にちなんだ作品を展示いたします。
また、石山寺には紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承があります。今回はその長大な物語のうちの前半、第一帖「桐壺」から第二十一帖「乙女」までのストーリーを、美しい源氏絵とあわせてご紹介します。
清和源氏の流れを汲む武家の棟梁として活躍した頼朝と、父帝より臣下としての源姓を賜り栄華を極めた光源氏、二つの「源氏」の世界をお楽しみください。
行事概要 一般参加可
期間 |
2022年9月1日(木)~11月30日(水) |
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時間 | 午前10時~午後4時(入館は午後3時45分まで) |
会場 | 石山寺豊浄殿(交通アクセスはこちら) |
休館日 |
「石山寺と紫式部」展開催期間中(2022年9月1日~11月30日)は無休。 滋賀県南部に暴風警報および特別警報が発令された場合は閉館することがありますが、午前11時までに解除された場合は正午より開館いたします。 |
入場料 | 一般(中学生以上) 300円(240円)/小学生 150円
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