紫式部が参籠し『源氏物語』の構想を練ったという伝承が残る石山寺では、春・夏・秋に石山寺の歴史や文化、ゆかりの紫式部と『源氏物語』にちなんだ展示を行っています。
<開催期間 2024年9月1日(日)~12月1日(日)>
寛弘元年(1004)、紫式部は新しい物語を執筆するため石山寺へ参籠し、湖面に映る月を眺め、『源氏物語』の着想を得たと伝わります。『源氏物語』は、現代にいたるまで読み継がれていますが、そのようなすばらしい物語を書いた紫式部は、中世には観音さまの化身であるといわれるようになります。
今回の展示では「紫式部とほとけの道」をテーマに、紫式部の肖像画「紫式部聖像」を中心に、後世行われるようになった源氏供養に関連した表白や仏画、女君たちの出家と関連した『源氏物語』の各場面を展示いたします。また、土佐光起筆「紫式部図」を修理後初公開する予定です。
行事概要 一般参加可
期間 | 2024年9月1日(日)~12月1日(日) |
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時間 | 午前10時から午後4時まで(最終入館は午後3時45分) |
会場 | 石山寺豊浄殿(交通アクセスはこちら) |
休館日 |
「石山寺と紫式部」展開催期間中(9月1日〜12月1日)は無休。 滋賀県南部に暴風警報および特別警報が発令された場合は閉館することがありますが、午前11時までに解除された場合は正午より開館いたします。 |
入場料 | 一般 300円/小学生 150円
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