弘法大師正御影供
御影堂
今日は「弘法大師正御影供(しょうみえく)」の日です。
御影供とは、弘法大師空海さまの遺徳を偲ぶ法要です。
石山寺では、お大師さまがご入定(にゅうじょう)された(=亡くなられた)3月21日から、
1か月遅れで行なわれます。
朝早くから法要が厳修されました。
弘法大師像をお祀りする境内の御影堂では、
特別なお供え飾りをします。
中央の弘法大師さま、
向かって右の開基 良弁僧正さま
向かって左の 第3世座主 淳祐内供さまの前には、
生御膳やお饅頭のほか、
乾物(昆布、湯葉、干瓢、高野豆腐、干椎茸、蒟蒻、油揚)を
お供えします。
大壇には、境内に咲いている桜をお供えします。
これは、古くから伝わる石山寺独特のお供えです。
桜は、数日間お供えされます。
御影堂の中にはお入りいただけませんが、
お堂の外から、お参りされる際にご覧いただけます。