花まつり
8日(日)は石山寺の「花まつり」でした。
「花まつり」はお釈迦様がお生まれになった4月8日に、
ご誕生をお祝いして行われますが、
石山寺では1ヶ月遅れの5月8日に行われます。
午前中、座主猊下御親修のもと法要が行われました。
お参りにこられた皆様には、
お釈迦様ご誕生の時のお姿を表した誕生仏に、
甘茶をかけていただきました。
甘茶は、お釈迦様ご誕生の際に降った甘露の雨を表しています。
誕生仏が安置されている花御堂(はなみどう)の屋根には、
仏教の花である「蓮華」が隙間なく敷き詰められています。
これは、古くより伝わる石山寺独特の飾り方です。
蓮華はこの花まつりのために、
毎年お世話になっている場所で職員が摘んできたものです。
今年の蓮華は、例年より色が濃くてとてもきれいでした。
なお、この日は、
新暦ですが、大坂夏の陣の日にあたるため、
本堂の外陣を寄進して下さった茶々(淀殿)と秀頼公の菩提も
お弔いいたしました。