大般若経転読会
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現在の紅葉状況はこちら →

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昨日10時30分より、
種智院声明研究会の皆さまによる
「大般若経転読会(だいはんにゃきょうてんどくえ)」が
本堂にて行われました。
総勢45名のお坊さまが
世界平和、東北大震災・熊本地震の復興を祈願され、
迫力ある法会を厳修されました。

「大般若経」は、600巻という仏典中最も多い巻数から成り、
正式な経題は「大般若波羅蜜多経」といいます。
『西遊記』の三蔵法師のモデルとして知られる玄奘三蔵が、
インドから持ち帰り翻訳した様々な般若経典を集大成したものです。
大般若経を読誦して国家安泰を願う法要は、
奈良時代から、
東大寺、大安寺、薬師寺、元興寺、興福寺などをはじめとする
諸寺院で行われ、また宮中でも行われていました。
この法要の特徴は、
お経を読む際に「転読」という方法が用いられることです。
「転読」とは、「大般若経」600巻を全て読もうとすると、
膨大なお坊さまの人数と時間が必要になります。
そこで、お経の題名と数行だけを読誦し、お経をぱらぱらと広げて、
全てのお経を読んだことにするのです。

昨日もお坊さまが一斉に大きな声でお経の一部を唱えながら
お経を広げる様子は圧巻でした。
(この様子は、近々石山寺Facebookに掲載されますので、
ご覧ください。)
種智院声明研究会の皆さま、ありがとうございました。

なお、石山寺で『源氏物語』を起筆した紫式部さんも、
大般若経を書写し、石山寺に奉納されました。
その一部を、現在豊浄殿で開催中の「石山寺と紫式部」展で
ご覧いただけます。

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紅葉ライトアップ「石山寺あたら夜もみじ」
←詳細はこちらをクリック
期間は12日(土)から27日(日)まで。
昨年、日本夜景遺産に登録された石山寺の紅葉ライトアップを
ごゆっくりお楽しみください。
なお、期間中は、現在33年毎の御開扉中の御本尊さまに
お参りいただけます。
硅灰石と多宝塔(2015年11月18日撮影)
紅葉ライトアップ「石山寺あたら夜もみじ」
時間:午後5時30分〜午後9時(最終入山 午後8時30分)
料金:夜間入山料 600円(中学生以上)/ 300円(小学生)
※昼間は別途入山料が必要 600円(中学生以上)/ 250円(小学生)
※内陣特別拝観は別途拝観料500円が必要です。
お問い合せ先: 一般社団法人石山観光協会 TEL: 077-537-1105
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23日(水・勤労感謝の日) 秋のワークショップ
「1000年前の本の作り方−石山寺の歴史と平安時代の装丁を学ぶ−」
定員に達したため、お申し込み受付を停止しております。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。
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石山寺のFacebook公式ページを立ち上げました。
↓こちらのバナーをクリックしてご覧ください。
大本山石山寺 Ishiyamadera Temple
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本尊如意輪観世音菩薩御開扉
↓クリックすると詳細がご覧いただけます。
期間:2016年3月18日から12月4日まで
※本尊如意輪観世音菩薩さまの特別拝観と豊浄殿をご覧になる場合は、
石山寺入山料(600円)と御本尊さま特別拝観料(500円)と
豊浄殿入館料(300円)が一緒になった
「セット券」(1,200円、30名以上の団体は1,100円)をご利用ください。
セット券は、志納所(東大門から100メートル進んだ右側)にて、
午前9時から午後3時30分までお取扱いしております。
なお、本堂内陣における本尊如意輪観世音菩薩の特別拝観の受付は、
午前8時から午後4時まで、
豊浄殿の開館時間は午前9時から午後4時(入館は午後3時45分まで)ですので、
お時間に余裕を持ってご来寺いただけましたら幸いです。
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御開扉記念特別展示(石山寺と紫式部展)
「ほとけの誓ひおもきいしやま」
2016年3月18日から12月4日まで
※「源氏物語絵巻 末摘花」(江戸時代、重要文化財)は、
10月11日より 第6段詞・絵、第7段詞と奥書の部分を展示しています。
奥書には、この「幻の源氏物語絵巻」の制作に関与したと思われる
「盛安」という人物の名が記されています。
ほとんど展示をすることがない部分ですので、
この機会に是非ご覧ください。
詳細はこちら↓
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「54歩で読む『源氏物語』」展
詳細はこちら↓
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石山寺 Tel:077-537-0013
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