9月1日から、秋期「石山寺と紫式部展」が始まります
紫式部がかの有名な『源氏物語』を起筆したのは、
石山寺参籠中のことであったと伝えられます。
中秋の満月の日、琵琶湖に映った月を見て
紫式部は「今宵は十五夜なりけりと思し出でて・・・」と書き始めました。
このことにちなみ、毎年春と秋には「石山寺と紫式部展」を開催し、
紫式部ゆかりの品々や寺宝を、様々な角度から展示しています。
この秋、9月1日からのテーマは
「紫式部のまなざし―日記・歌集・物語―」。
(詳しくはこちらをクリック↑)
紫式部は女流作家であるとともに、歌人、エッセイストでもありました。
宮仕えの生活を綴った、彼女の人生の実録である『紫式部日記』、
生涯にわたる歌と詞書を集めた『紫式部集』は、
『源氏物語』と並んで評価されるみずみずしい作品群です。
今回は、『紫式部日記』『紫式部集』にも焦点を当て、
そこから見える彼女の実生活が『源氏物語』に与えた影響を探ります。
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今回、期間限定で特別公開となるのは、
「絹本著色 弘法大師像」(鎌倉時代、滋賀県指定有形文化財)。
昨年に滋賀県指定有形文化財の指定を受けた、貴重な宝物です。
絹本著色 弘法大師像(鎌倉時代、滋賀県指定有形文化財)
弘法大師のお姿を描いたものとしては滋賀県で最も古いもので、
縦134センチ、横118センチの迫力満点の祖師像です。
県指定を受けてから初めての公開となります。
真言宗を開かれた弘法大師空海は、
現代も多くの人の信仰を集めています。
『源氏物語』とは一見あまり関連がないように思われがちですが、
弘法大師が伝えた密教修法は、宮中での行事として度々登場しています。
こちらのお軸は、9月15日から24日までの限定公開となっております。
どうぞこの機会をお見逃しなく。
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※2018年5月21日から境内の一部を通行止めとしておりましたが、
9月1日より通行止めを解除いたします。
ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
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