星祭と豆まき
節分の本日、星祭を厳修しました。
節目となる節分には毎年、
この日からの一年の星まわりがよりよいものになるように、
星祭大祈祷会を行います。
本年も本堂の不動明王さまの御前で、護摩祈祷を行いました。
ご祈祷のお申込みをいただきました皆さまには、
御札をお送りしますので、お手元に届くまでどうぞお待ちくださいませ。
そして、節分といえば豆まき。
石山寺でも本堂から順番に、諸堂に豆をまきました。
通常は「鬼は外、福は内」という豆まきですが、
当山では「福は内、鬼も内」と言いながら
豆をまきます。
これは、平安時代、石山寺の経典や聖教の編纂に尽力された
朗澄律師(ろうちょうりっし)が亡くなる際、
「死後も鬼になって聖教を守護する」と誓いを立てられた
という伝説にちなむものです。
「石山寺縁起絵巻」には、朗澄律師の死後、
金色の鬼になった姿が描かれています。
遊鬼境では朗澄律師の鬼になった姿にお会いできます。
聖教とは、仏教や密教の大事な教えをお坊さんが書いた、
学問のノートのようなもの。
これを守護するということは、
仏の教えを守っていくということです。
このような重い誓いを立てられた朗澄律師の遺徳を偲んで、
今も石山寺では「鬼も内」と言うのです。
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令和2年3月18日~6月30日
石山寺御本尊如意輪観世音菩薩
御即位御吉例御開扉
石山寺では天皇陛下の御即位を祝して、令和2年(2020)に
勅封御本尊 二臂如意輪観世音菩薩の御開扉を行う運びとなりました。
石山寺の本尊の扉は三十三年に一度および天皇陛下の御即位の翌年にのみ開かれ、
平成28年(2016)には三十三年に一度の本尊観世音の御開扉を行いました。
「三十三」という数字は「観音経」に説かれる
「観世音菩薩は三十三の姿に変化して人々を救う」という記述にちなむものです。
この度令和2年(2020)には、天皇陛下の御即位を祝して勅封御本尊の御開扉を行います。
たくさんの方にお参りいただき、新しい御代を皆さまで一緒に御祝いいただけましたら幸いです。
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