学びをくれる人
人間関係での悩みは、いつの時代も尽きないものです。
お釈迦さまの時代にも「怨憎会苦」といって「苦手な人に会わないといけない苦しみ」があるといわれました。
毎日顔をあわせる人とうまくいかない、ということは大いにあります。
それが家族であってもです。しんどいですね。
ただ、苦手な人がいるから、好きな人もいるのだと思います。
ひどい目にあったから、助けてくれる人の存在を有難く感じられます。
怒りに震える出来事があるから、心を修めようと努力することができます。
適切に距離をとりつつも、すべて学びを与えてくれる人だと思えたら、それは幸いなのだと思います。