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石山多宝くんの「おうちで紫式部展」

2021年5月4日石山多宝くんの「おうちで紫式部展」

【番外編】おうちで特別展「大津絵展 ― 大津絵の筆のはじめは何佛 ―」

どうもこんにちはなのじゃ!
今回は世尊院で開催中の「大津絵展」を紹介するのじゃ!

大津絵のことを教えてくれるゲストを紹介するのじゃ

鬼念仏くんなのじゃ!!            こんにちは!
   


 大津絵のはじまりは江戸初期、寛永年間(1624-44)のことだそうなのじゃ 

 初期の大津絵は、仏さまを拝むために描かれていたんです 

 なるほどなのじゃ! 
ということは、展示のタイトルにある「大津絵の筆のはじめは何佛(なにぼとけ)」というのは、新年に大津絵では何という仏から書き始めるのじゃろうという句じゃな  

 その通りです! これは松尾芭蕉が1691年に詠んだ句ですね 
 この頃はまだ、大津絵は礼拝用の仏画だったのです 
 時代が進むにつれ、私のような世俗的な画題が描かれるようになり、それが旅人向けに土産物、護符として販売されるようになります 

 今回の展示のお土産コーナーにも護符があるのじゃ 

 では護符のご利益もあわせてお話ししましょうか 

 さっそく!石山寺が所蔵する大津絵を紹介するのじゃ 


おうちで特別展「大津絵展 ― 大津絵の筆のはじめは何佛 ―」

  
鬼念仏(おにのねんぶつ)


 実は大津絵の店の看板にも使われるほど、代表的な画題なんです 

 お坊さんの格好にも見えるのじゃ 

 これは勧進僧の格好ですね 

 寄進者のお名前を記す「奉加帳」や、鉦(かね)を打つ撞木(しゅもく)を持っています

 鬼なのに僧!なんだかおもしろいのじゃ 

 お子さんの夜泣き、病気、火事など色々なものに効果がある万能の護符とされました 

 コロナにも効果があるのじゃろうか 

 こちらは青面金剛(しょうめんこんごう)です 



青面金剛(しょうめんこんごう)

 青面金剛は病を払う夜叉神で、江戸時代に流行した庚申講(こうしんこう)の本尊じゃ 
 人の体内にいる三尸(さんし)の虫が庚申の日の夜、寝ている間に体から抜け出して、その人の罪業を天帝に告げ口しに行かないよう祈ったそうなのじゃ 

 天帝に罪業の数の分だけ寿命が減らされてしまいますからね 

こういったことから青面金剛は長寿の護符とされました 


 ほかに護符として使われた大津絵とそのご利益をご紹介します 



座頭(ざとう)」は転倒防止の護符です
座頭は盲目の琵琶法師や按摩師のことですが、幕府から高利貸しをする特権を得ていました
高利で庶民を苦しめたことから、大津絵では褌を犬に引っ張られるような揶揄された姿に描かれています

大津絵を代表する女性の画題の一つである「藤娘(ふじむすめ)
塗り傘をかぶって肩に藤を担ぎ、少し見返った姿で描かれています
良縁の護符です

鷹匠(たかじょう)」は武家や公家に仕えて鷹の訓練・飼育をする専門家です
鷹が農作物を荒らす鳥を追い払うことから五穀豊穣の護符となりました

槍持奴(やりもちやっこ)」は大名行列の前衛として槍を持ち歩く人物のことで、道中安全の護符とされました
先頭を切って派手に槍を振る姿が人気であったとも、大名の威を借りて傲慢に見える姿を揶揄したともいわれます

           
座頭 藤娘 鷹匠 槍持奴

     

今回の展覧会は、世尊院という建物の建築や床の間を活かした展示になっているのじゃ

  

大津絵と建物やお庭の雰囲気、あわせてお楽しみいただけますと嬉しいのじゃ

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