小・中・高等学校様の教育旅行に限り、豊浄殿入館料無料(入山料別途必要)でご観覧いただける特別企画を行っております
琵琶湖から流れ出る瀬田川の西岸に位置する石山寺は、天平19年(747)、聖武天皇の勅願により、東大寺の良弁僧正が開基された真言宗の古刹です。観音の寺、学問の寺、文学の寺、花の寺として、古くより参拝の人々は途切れることなく続いています。特に、紫式部が参籠し『源氏物語』を書き始めたという伝説はすでに鎌倉時代から知られ、紫式部や『源氏物語』に思いを抱いて訪れる芸術家や文学者による作品の心寄せを多く襲蔵してまいりました。
このような石山寺の歴史を広く知っていただくため、石山寺では毎年春と秋に「石山寺と紫式部」展を境内の豊浄殿にて開催しております。毎回異なったテーマを設け、紫式部ゆかりの品々をはじめ、当寺に伝わる経典、仏像、仏画、石山寺縁起絵巻、古文書、源氏絵、工芸品などを様々な角度からご紹介しています。
特に小・中学生および高校生の方には、世界に誇る最古の長編小説「源氏物語」や、教科書や資料集に掲載される「石山寺縁起絵巻」などに接することで、日本文化に親しんでいただきたいという思いから、事前に専用の用紙にてお申し込みいただいた小学校・中学校・高等学校様の教育旅行に限り、石山寺豊浄殿入館料無料(入山料別途必要)でご観覧いただける特別企画を行っております。この機会にぜひお越しいただけましたら幸いに存じます。
多くの皆様のご来寺を心よりお待ちしております。
行事概要 一般参加可
開催期間 | 〈春季〉3月18日~6月30日 〈秋季〉9月1日~11月30日 |
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時間 | いずれも午前10時~午後4時(入場は午後3時45分まで) ※やむをえない理由がある場合、入館時間など相談に応じます。 |
会場 | 豊浄殿 |
料金 |
入山料 小学生250円/中・高校生600円 団体入山料(30名以上)小学生200円/中・高校生350円 豊浄殿入館料 無料 |