お知らせ

2023年12月4日お知らせ

2024年石山寺と紫式部展のお知らせ

2024年石山寺と紫式部展のお知らせ

石山寺では毎年春と秋に寺内の展示収蔵施設である豊浄殿(ほうじょうでん)において、
石山寺と紫式部展という展示を行っています。
2024年の大河ドラマの主人公は石山寺ともかかわり深い紫式部です。
このことに因み、2024年には春夏秋と3期にわたって約100点近い所蔵品を公開いたします。

春 3/16(土)~ 6/30(日)
夏 7/6(土) ~ 8/25(日)
秋 9/1(日) ~ 12/1(日)
※紫式部が使用したと伝わる硯(伝紫式部料 古硯)は全期間展示いたします。
※展示期間中、展示替えがございます。

3/16(土)~6/30(日)春季石山寺と紫式部展「紫式部をめぐる人々」

「石山寺縁起絵巻」によると紫式部は寛弘元年(1004)、新しい物語を執筆するため石山寺へ参籠し、
湖面に映る月を見て『源氏物語』の着想を得たと伝わります。
春の展示はそんな紫式部をめぐる人々・平安貴族たちに焦点を当て、
彼らにとっての生活や信仰、文学を中心とした展示を行います。

【主な展示作品】
<重要文化財> 石山寺縁起絵巻 巻三(鎌倉時代)
<重要文化財> 石山寺縁起絵巻 巻四(室町時代)
土佐光起「紫式部観月図」(江戸時代)
時代不同歌合絵巻断簡(室町時代)
本阿弥光悦 紫式部和歌(江戸時代)

7/6(土)~8/25(日)夏季石山寺と紫式部「紫式部と光る君の物語」

紫式部は寛弘年間、石山寺に参籠し『源氏物語』の着想を得たと伝わります。
夏の展示は紫式部の姿を描いた「紫式部観月図」を中心とした紫式部の肖像画と、
石山寺で構想を練った『源氏物語』の各場面を、所蔵する作品を通してご紹介いたします。

【主な展示作品】
<重要文化財> 源氏物語絵巻 末摘花(江戸時代)
<重要文化財> 如意輪観音半跏像(旧御前立、平安時代)
源氏物語絵巻 湖水五十四帖 (江戸時代)
土佐光成「紫式部 須磨 明石図」(江戸時代)
清原雪信「紫式部観月図」(江戸時代)

9/1(日)~12/1(日)秋季石山寺と紫式部展「紫式部とほとけの道」

『源氏物語』には貴族の恋物語が描かれていますが、その裏側には紫式部の苦悩や宗教観が反映されています。
秋の展示では「紫式部聖像」を中心に、後世行われるようになった源氏供養に関連した表白や仏画、
法華経、また女君たちの出家と関連した『源氏物語』の各場面を展示いたします。

【主な展示作品】
「紫式部聖像」(室町時代)
「伝十羅刹女」(鎌倉時代)
<重要文化財> 『妙法蓮華経』(石山寺一切経のうち、平安時代)
土佐光成「紫式部図」(江戸時代)
伝狩野孝信「紫式部図」(安土桃山時代)

また期間はお知らせしますが、土佐光起「紫式部図」(江戸時代)を修理後、初公開予定です。

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