11月2日、3日の法要のご報告
11月2日(日)に薫聖教国宝追加指定慶讃法要を、
3日(月・祝)に「大乗本生心地観経」屏風奉納記念法要を執り行ないました。
11/2(日)
薫聖教国宝追加指定慶讃法要

2025年3月21日、国宝「淳祐内供筆聖教」七三巻一帖に、
新たに10巻が追加指定されたことを記念して法要を行いました。
淳祐内供(890-953)は石山寺の第三代座主で、菅原淳茂の子、
菅原道真の孫にあたる人物です。
石山寺には淳祐内供直筆の聖教が伝わっていますが、
その中でも現在国宝に指定されるものは「薫聖教」と呼ばれ、
座主のみに閲覧の許される特別なものです。
※国宝「淳祐内供筆聖教(薫聖教)」は通常非公開です
11/3(月・祝)
「大乗本生心地観経」屏風奉納記念法要

書家・柳田泰山氏は経典の百箇寺奉納の大志を立てられ、
平成6年より納経を始められました。
この度は石山寺にも百寺納経の一環で、「大乗本生心地観経」の
一部を書写した屏風をご奉納いただきました。
『大乗本生心地観経』は十三品から成る経典で、
とくに父母、衆生、国王、三宝の四種の恩(四恩)について説かれています。
本屏風にも四恩について説かれる「報恩品」が写されています。
この経典は、かつてはインドの般若三蔵訳とされていましたが、
大正二年(1913)に石山寺で発見された写本から、
日本人の僧・霊仙三蔵が翻訳に携わったことが明らかとなりました。
霊仙三蔵は滋賀県の出身で、遣唐使として最澄、空海とともに入唐し、
日本人で唯一「三蔵」の称号を得た人物です。
※柳田泰山写「大乗本生心地観経」屏風は本堂内陣にて11月30日(日)までご覧いただけます。
