弘法大師正御影供
毎年4月21日は「弘法大師正御影供(しょうみえく)」の日です。
御影供とは、弘法大師空海さまの遺徳を偲ぶ法要で、
真言宗である石山寺では、
弘法大師さまがお亡くなりになられた3月21日からひと月遅れで
法要を行います(非公開)。
昨日は朝早くから御影堂にて法要が厳修されました。

大壇には桜を、
絵像の弘法大師さまと、
その前にいらっしゃる第3世座主 淳祐内供さまには、
生御膳(野菜・果物)やお饅頭のほか、
乾物(昆布、湯葉、干瓢、高野豆腐、干椎茸、蒟蒻、油揚)を
お供えします。
これは、石山寺に古くから伝わる独特のお供えです。
この法要にかかせないのが桜のお供え飾り。
桜は石山寺に咲いている桜を使用します。
他の花ではだめで、必ず桜でなければなりません。

今年は3種類の八重の桜をお供えしました。
濃いピンクと薄いピンクの花があり、
立体感が出てとても華やかです。
このお供え飾りは、正御影供の日から数日間だけとなります。
今週お参りにお見えになるようでしたら、
御影堂にお参りされる際、お堂の外からご覧いただけます。
(御影堂の中にはお入りいただけません。)
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春季「石山寺と紫式部」展
「描かれた紫式部と石山寺」
付:絵巻のディテール・石山寺の学問
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室町時代から近代に描かれた、
紫式部像を一挙公開しています。
国語や社会の教科書に載っている、最も有名な
土佐光起筆「紫式部図」(ポスター左下参照)も展示しています。
ぜひご覧ください。
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