御閉扉法要を執り行いました
秘仏御本尊 如意輪観世音菩薩さまの御扉が
勅使様お立ち会いの上、
本日閉じられました。
3月18日よりたくさんの方にお参りいただきましたこと、
心より御礼申し上げます。
次回の御開扉は2047年。
（広報物等で2049年としておりましたが、
2047年の誤りです。お詫びして訂正いたします。）
この年は、石山寺が創建されてから1300年の年になります。
それまでお元気でお過ごしいただき、
また観音さまにお参りいただきますよう
どうぞよろしくお願いします。
法要中に導師である座主 鷲尾遍隆師によって読まれた
「閉扉文（へいひのもん）」の文面を
ご紹介いたします。
「閉扉文」
敬って 真言教主大日如来 両部界会諸尊聖衆
殊に分いては 本尊聖者 聖如意輪観世音菩薩
総じては 尽空法界一切三寶の境界に曰して言さく
夫れ御本尊 勅封如意輪観世音菩薩は 久遠実成の覚主にして 娑婆有縁の大尊なり
悲願の広大なること 大空に同じ 衆生済度の誓願 殊に 海よりも深くして 利益無辺なり
幸い 天皇陛下御即位の翌年の御吉例御開扉大法会を 去る三月十八日 厳修以来 無魔結願す
この間 新型コロナウイルスの猛威ありと雖も 大慈大悲の誓願空しからず
この疫病の世に有り 衆生の苦悩を見守り給う
本日 勅封本尊の玉扉を閉封し奉る 聖者の威光倍増し 龍華の暁に至るまで
永に妙護を垂れ給わんことを
乃至法界 平等利益
維時 令和二年八月十一日
石山寺座主 佛子 遍 隆 敬白
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