地震の対策
お盆休みに入りました。
境内は少しお寺の外よりも涼しいようですが、
ずっとお寺にいるとわからなくなってきます。
地震の恐れもあり、また猛暑に見舞われていることで
心から楽しむことのできない方もいらっしゃるかもしれません。
被災するかもしれない、という不安の中におられる方には、以下のことがおすすめです。
1.できる限りの準備をしておく。
被災したときに大丈夫なように、具体的な準備を今のうちにしておきます。
飲料水、食料、貴重品、救急用品、衛生用品などをまとめておく、
あるいは家具が倒れないように安全対策をしておく。
家族や友だちと安否の確認方法を決めておかれるとよいでしょう。
2.過度に情報を集めすぎない。
テレビやネットでは、常に地震の情報が流れています。
これらをずっと眺めていると不安になってくるのは当然のことです。
あえてそれらを見る時間を減らすと、心が安定してきます。
3.不安な気持ちを仏さまに預ける。
具体的な対策をしたら、
信仰している仏さまに、正直に自分の不安をお伝えして、あずかっていただきましょう。
真言を唱える、難しい人は「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」とお唱えするとよいでしょう。
観音さまへの祈りの言葉です。
人の力の及ばないところで、神仏のお力は必ず守ってくれます。
皆さまが健やかに過ごされますことを、祈っております。