今後の予定
お盆休みが明けて、今日からお仕事を始められる方も多いと思います。
どうぞご無理なさらず、少しずつお勤めいただきますよう念じております。
さて、これから秋にかけて、講演や法話などの機会がいくつかありますのでお知らせします。
●8月24日(土)11：30～ 講演「紫式部と石山詣」（於：ホテル日航プリンセス京都）
ホテル日航プリンセス京都の総料理長 中埜智史さんが、
この度『源氏物語』をコンセプトにしたフランス料理を創作されました。
先日、中埜さまと食べることの意味についてお話しさせていただいたのですが
命をいただくことについて、仏教にも通じるとても強い信念をお持ちの方です。
こちらがお話しをお伺いしたいくらいなのですが、
お料理を召し上がる前に1時間ほどお話しさせていただきます。
テーマは「紫式部と石山詣」。
「三観音」のひとつと歌われた石山寺と、『源氏物語』の作者である
紫式部についてのお話です。
平安時代に流行した石山詣では、
その当時の方々がどのようなお気持ちでお参りをされていたか
また、人々の願いに応えてきた観音さまのお話をする予定です。
そして今回は、紫式部が実際にどのような人であったのかを
『紫式部集』の和歌から、夫である藤原宣孝との贈答歌を用いながら
いっしょに考えるという試みも、合わせてしたいと思っています。
源氏や紫式部、平安文学にご興味のある方は、ぜひお申込みください。
●9月17日(火)・18日(水)秋月祭
17日 10時～ 紫式部法要
18日 10時～ 観音さまのご縁日の法要
いずれも17：45～ 法話（於：石山寺 本堂）
17日は中秋（旧暦の八月十五夜）で、月が最も美しいといわれる日です。
午前10時からは紫式部さんのための法要をします。
「伶和雅楽会」の皆さまによる雅楽つき法要で、
裏千家茶道宮川一門の皆さまによる供茶式も合わせて行います。
18日は10時から、通常通りの観音さまの法要です。
いずれも法要のあとに少し法話をさせていただく予定です。
また、夜のお月見会「秋月祭」では、
20分くらいの法話をさせていただきます。
その他にも、ご参加いただける講演、法話などがありましたら
できるだけお知らせしてまいります。
