おうちでワークショップ「文香づくり」
皆さまこんにちはなのじゃ
石山寺では新緑が美しい季節なのじゃ
無憂園ではキショウブが咲いておる
「花だより」もチェックしてみてほしいのじゃ
さて、今日ご紹介するのは、
\文香づくり/
なのじゃ!
文香(ふみこう)というものを知っておるかの?
お手紙にしのばせ、相手に香りを届けることができるアイテムなのじゃ
石山寺は平安時代の女流作家に人気だったことが知られておるが
平安貴族も衣に香を焚きしめ、文に花を添え、香りの交換をしておったのじゃ
今日は石山寺のワークショップ文香のつくり方をご紹介するのじゃ
文香は匂い袋の一種なのじゃ
お寺のワークショップでは香木を砕いたものを使うのじゃが
お香を包んだものや、アロマや香水をしみこませたもの
なんでもいいのじゃ
その香りを、和紙(なければ折り紙や普通の紙)で挟むだけ、簡単にできるのじゃ
用意するもの
・香り(お香、お線香、アロマ、香水などなど)
・包む紙(和紙や折り紙など)
・紙を切る道具(はさみやカッターナイフなど)
・のり
香りのもとを用意するのじゃ
お香やお線香は砕いてティッシュで包むといいのじゃ
次に、「香り」を包む紙を用意するのじゃ
紙に絵を描いたり、メッセージを書いたりするのもいいのじゃ
紙は2枚の違う紙を貼り合わすのもよし、一枚の紙を折るのもよしなのじゃ
今回は前回つくった消しゴムはんこを使ってみたのじゃ!
紙の裏側に「香り」を置いて、周りにのりを付けるのじゃ
貼り合わせれば完成じゃ!
思ったよりも簡単に作れるのではないかの
最近は色々な紙があるので、たくさんの種類の文香がつくれると思うのじゃ
いつもはメールを送るあの人に、文香を添えてお手紙を書いてはいかがかな?