懺悔
もう12月に入りました。
毎日寒いですね。
12月6日から8日は、毎年「仏名会」を行っています。
これは私たちが知らず知らずのうちにしてきた悪い行い(罪障)を、
過去・現在・未来の三千の仏さまに懺悔(さんげ)していくという法要です。
本堂内陣には早くも三千仏のお軸が掛けられています。
明日はこちらで懺悔の行を行います。
三千仏のお軸
懺悔する方法は、三日間「三千仏名経」を読んで仏さまのお名前を唱えながら、
五体投地をしていくというものです。
詳しくはこちら
人は生まれ変わりを繰り返しているとされます。
誰でも、自分も覚えていない過去世において、誰かを傷つけたりしていたかもしれません。
また、今まで生きていて覚えているなかでも、
「こんなことをしてしまった」と後悔していることがあるかもしれません。
そもそも人は、他者を傷つけながらでないと生きていられない存在です。
そういう罪障、罪悪感を仏さまに打ち明けて、おあずけするための行が仏名会です。
激しい行ですが、年に一度の機会にぜひお参り下さい。
お参りできない方も、お心を向けていただけると良いと思います。
一年の締めくくりに、自らを省みる機会を持てればと思っています。