御神体をお戻ししました
お寺のブログのとおり、龍蔵権現社の屋根葺き替え工事が終わりました。
26日は祭祀に良い日取りということで、早朝に御神体もお戻ししました。
古来、磐座(いわくら)は神さまが降りて来られる場所とされています。
こちらも立派な岩の上に建てられた社殿です。
熊野の神を勧請した、あるいは愛宕の勝軍地蔵が本地とも伝承があります。
熊野なのか、愛宕なのか、どちらにせよ聖なる山に降り立つ神様なのでしょう。
『熊野権現垂迹縁起』には、熊野権現は大斎原のイチイの木に三体の月となって降臨し、これを祀ったのが始まりとされています。
とても美しい縁起で、私はこの話が好きです。
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ずっと気になっていた社殿の修復が完了してひと安心しました。
神仏にかかわることが整っていくのはなんとも言えない清々しさがあります。
お社はとても綺麗になりました。大坂(大階段)の途中、左側にありますのでぜひお参りください。