座主のお話

2025年2月3日座主のお話

立春

立春となりました。

本年最初の更新となります。

遅ればせながら、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

こちらは昨年の写真です。梅の見頃は2月下旬の予想

さて、今年も「星祭り」を行いました。

星祭り

本堂のお不動さまのとなりには、「星曼荼羅」が掲げられています。
星曼荼羅の中央には、一字金輪という仏さまが描かれます。
その周りには、北斗七星、九曜、十二宮、二十八宿といった星の数々が配されています。

星は節分で切り替わり、人の禍福を司ると考えられます。
「運命」というものが、この星に表されているのです。

石山寺の御本尊である如意輪観音さまは、「星の障りを除く」といわれています。
悪い星回りの年にも、日々信仰していただくと、気がつかないところで必ず助けていただけます。
そう考えると、信仰は開運するための一つの方法でもあります。
また、どのような年でも、生きていくのは自分自身です。
「運が悪いなあ」と思うとき、
祈りの時間を持ち、心を落ち着けて自分の道を歩むことは、とても大事なことです。

今年も大難は小難に、小難は無難になるよう祈念いたしました。
お札をお申込みの方は、もうしばらくお待ちください。

前のページに戻る
閉じる

石山寺公式SNS

石山観光協会SNS