星まつりと豆まき
七日間の間、星供を修行しました。
節分を境に星まわりが変わります。
新たな一年の星まわりが悪い人は良くなるよう、
良い人もよりよい一年を過ごせるようにご祈願させていただきました。
昨日は結願で、朝に護摩。毎年お参りいただく方もおられ、ありがたい時間でした。

星まつりのあとは、節分の豆まきを行いました。
石山寺では「鬼は外、福は内」と言わず「福は内、鬼も内」と言います。
この由来は、学僧 朗澄律師にちなむものです。
豆を撒くのは「魔滅(魔を滅する)」からきている、といわれています。
「魔」とは何か。
それは時に外からやってくる災厄でもあり、
一方で心の中の魔であるとも考えられます。
外からやってくるできごとを「魔」と認識するのは何か?
それは自分の心の煩悩であるとも考えます。
鬼を心の中で魔であると認識するならば、その魔を退けるのではなく、
魔をきっかけとして心を整えていくことが大事なのだと思います。
安寧は外的な制度が整ったときに実現するのではなく
自らの心のありようが外へとにじみ出していく状態であるように思われるのです。
立春の今日、あらためてそういう心を持ちたいと願ったのでした。
